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オメガ3 ダイエット 脂肪酸を理解する 良い脂肪酸は積極的に摂る 悪い物との違いとは

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オメガ3 ダイエット

前回の記事で糖質と脂質は過剰摂取がいけないだけで、不要な栄養素ではないことをお伝えいたしました。

今回は脂質について更に詳しく説明していきます。

脂肪酸とは

脂質の主要な構成要素を脂肪酸と言います。

脂質には良い脂質と悪い脂質があり、これらを理解するためにはこの脂肪酸を理解しておく必要があります。

脂肪酸には全く摂らなくてよいもの、積極的には摂らなくても良いもの、積極的に摂ったほうが良いものがあるためこれから説明していきたいと思います。

摂らないほうがよい脂肪酸

マーガリンやショートニングなどに含まれる脂肪酸を “トランス脂肪酸” と言います。

摂取してはいけないと言い切っても過言ではないくらいの害がある脂肪酸で身体に一切必要のない脂肪酸です。

マーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどの加工食品に多く含まれております。

そういったものはトランス脂肪酸の筆頭です。

糖尿病や発がん性の危険があり、代謝を下げるとまで言われているのです。

元々は自然界には存在しない油のため健康を害するので摂取はできるだけ控える、もしくは摂らないようにしましょう。

お菓子にもトランス脂肪酸が含まれている物があるためダイエットのためにはできるだけ食べないほうが望ましいです。

運動はしていないけどお菓子を完全に辞めただけで脂肪が落ちていった人もたくさんいました。

それだけトランス脂肪酸はダイエットの敵なのです。

トランス脂肪酸は代謝を下げると言うのは経験と感覚からして本当だと実感しております。

積極的に摂る必要がない脂肪酸

続いて、動物性タンパク質の肉などに多く含まれる脂肪酸を “飽和脂肪酸” と言います。

肉や乳製品や卵、クリームやバターなどに含まれます。

積極的に摂る必要がない脂肪酸で、油断すると過剰摂取になりやすい脂肪酸でもあります。

過剰摂取になると血液中の脂質バランスを悪化させます。

以前の記事で動物性タンパク質をたくさん摂ることをお伝えしましたが普通にたくさん摂っては飽和脂肪酸の過剰摂取になってしまいます。

ではどうしたら良いのでしょうか?

調理方法を工夫するのです。

私は肉を調理する時は油不要のフライパンで野菜と一緒に炒めます。

最初に肉を炒めるのですが、フタをして高温から炒めていき蒸気が出てきたら混ぜながら少しずつ温度を下げていきます。

炒め終った時には油が蒸気と混ざってものすごく浮いております。

その油を捨てて次は野菜を入れて炒めるのです。

野菜を入れて炒め終わってフタをした状態で少し置いておくとまた少し油が水分と混ざって浮いているためその油も捨てるようにします。

このように調理方法を工夫することによって肉に少し脂肪酸を残した状態で動物性タンパク質をしっかり摂取して過剰摂取を抑えることができるのです。

豚汁に肉を入れる時も先に別の鍋で肉だけ溶いた物を入れるようにしたら良いでしょう。

最強のオメガ3

続いて、不飽和脂肪酸です。

不飽和脂肪酸はオメガ3・オメガ6・オメガ9 と3種類あります。

オメガ3 ダイエットの為に積極的に

不飽和脂肪酸の中で “オメガ3系” は積極的に摂取していきたい脂肪酸です。

オメガ3はEPA、DHA、α-リノレン酸などの脂肪酸でグリーンナッツ油、エゴマ油、青魚に含まれております。

お魚が身体に良いと言われますが、鯖やイワシなどの青魚にオメガ3は多く含まれます。

オメガ3は血液をキレイにしてくれて抗炎症作用があり代謝を上げてくれる働きがあると言われております。

更にはコレステロールや中性脂肪を下げてくれる効果もあります。

オメガ3はダイエットにも役立つということなのです。

お魚は値段が高いところがネックですがオメガ3は健康で活気があるダイエットを行っていく中で結果に繋がりやすいため是非積極的に摂り入れていただきたいと思います。

オメガ3もサプリメントは注意

オメガ3はダイエットのために積極的に摂取していくことが良いのですが、サプリメントなどの過剰摂取は注意する必要があります。

体質や摂取量、摂取のタイミングなどがあるので個人差はあるのですが、過剰摂取になると逆効果を招いてしまう可能性も出てきます。

摂取する場合はきちんと食品から摂るようにしましょう。

サプリメントは良いもので、決して悪いものではないのですが過剰摂取は避けるべきです。

私もサプリメントは一切摂りません。

やはり普段の食事から摂るのがベストです。

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